原動力は、あくなき飢餓感。
「総じて組織は、彼らのサービスに何かうまくいかない点があれば、そのことを認識はしますが、問題を明確にせず、そんなものだと受け流す傾向があります。
そのような問題に着目し、確実に対応していくことは、サービスデザイナーの役割のひとつです。」
(「THIS IS SERVICE DESIGN THINKING 領域横断アプローチによるビジネスモデル設計」 編著 マーク・スティックドーン ヤコブ・シュナイダー)
様々な人々と日々接していると、情報に対する飢餓感を持つ人と、持たざる人がいる。また、同じ情報に接したり、同じ状況に置かれていたとしても、深い問題意識を持つ人と、持たざる人がいる。
自分自身常に前者でいたいとずっと思ってきたし、今後もそうありたいと考えている。
そんなときに、日経新聞(2015年11月13日)で、米Facebookがカリフォルニアに新社屋完成という記事を目にした。
これによると、同社はあえて華美な社屋をつくるのをやめたという。
Facebook利用者はいまや15億人を越えたものの、世界にはネットへのアクセスそのものさえできない人がまだ40億人いるという。
「この建物はとても簡素で、造りかけのようだが、わざとそうしている。足を踏み入れたとき、世界中をつなぐという自分たちの使命の達成に向けて、まだやるべきことが残っていることを感じてもらうためだ」
日経新聞(2015年11月13日)
本 日も読んでいただきありがとうございます。
BLUE BOTTLE COFFEE
ETHIOPIA LIMU GERAを飲みながら。