学び続けることをやめない。
「人は学習を辞めたとき老いる。二十歳の老人もいれば、八十歳の若者もいる。学び続けるものは若さを失わない。」
(「How Google Works 私たちの働き方とマネジメント」 エリック・シュミット
ジョナサン・ローゼンバーグより引用)
昨年、ある大学病院に家族が入院していた際、その病棟の看護士(おそらく50代)の女性が申し訳なく僕にこう言った。
「本当に言いにくいのですが、来月からお休みをいただきます。退院の日までご一緒できなくてすいません。」
僕は体調でも悪いのかと思ったが、よく聞いてみると、新たな看護資格を取得するために休むというのだ。
20代、30代でなくとも、学び続ける姿勢を持ち続ける人は周囲を勇気づける。
「誰かのために」資格をとる、勿論それは自分のためでもあるのだが、そこにはいつも「外部性」というものが存在している。(ここでの「外部性」は、顧客や社会のことを考えること)
これに対して、日本の古い会社の中には、いっさいの「外部性」をもたず、一日中、上司や社内のための資料をひたすら作り続けている人もいるという。
「外部性」と、情報への飢餓感を持ちながら、学び続けることをやめてはならない。
「もちろん、あらゆるものから何かを学び取ろうとする姿勢を持ち続ける限り、年老いることはそれほどの苦痛ではない。」
COFFEE VALLEYのEthiopiaを飲みながら。
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